食器の選び方・揃え方[洋食器の基本セット]
「洋食器を揃えたいけれど、何を選んだらいいの?何から揃えたらいいの?」そんな疑問をお持ちの方も多いと思います。洋食器の基本セットと日本の食卓に合った洋食器の選び方・揃え方をご紹介します。
まず、洋食器には基本アイテムというものが存在します。洋食器では食事に必要な基本アイテム5種類を5ピースプレースセッティングと呼び、ひとつの単位にしています。ディナー皿、サラダ皿、パン皿、カップ、ソーサー各1ピース、計5ピースで1人具と数え、これを4人具、6人具…と揃えていくのです。本格的なセティングを目指すのであれば、こうした揃え方をお薦めします。
洋食器の基本アイテム
●ディナー皿(27cm程度のプレート)
メインディッシュ用のプレートです。フォーマルな食卓ではサービスプレートとして使われることもあり、最近では30cm程度の大きいサイズのものも使われています。カトラリー(ナイフ&フォークなどの金属食器)などもこのディナー皿に合わせやすいサイズになっているため、最初にそろえたいアイテムです。
●サラダ皿(21cm程度のプレート)
サラダやデザート用のプレートです。日本の食卓ではライス用にも、また一人用の盛り皿、取り分け皿としても重宝します。
●パン皿(16~18cm程度のプレート)
小さ目のケーキやパン、さらには取り分け用まで使い勝手のよい便利なサイズです。
※パン皿のかわりにスープ皿やシリアルボウルを組み合わせる場合もあります。
●カップ&ソーサー
コーヒーや紅茶といったあたたかい飲み物用のカップとその受け皿です。飲み物の種類にあわせて、サイズや形状のバリエーションがありますが、日本ではコーヒー・紅茶兼用のカップ&ソーサーが多く普及しています。
カップの種類についてこちらで詳しくご案内しています[コーヒー&ティータイムの食器Ⅰ]
とはいえ、日本の食卓に並ぶのは必ずしも洋食ばかりではなく、和食はもちろん中華やパスタ、カレー、など、多岐にわたっています。そんな毎日の食卓に使いやすい食器はやはりシンプルで機能的な食器。次項では普段使いとしての食器選びのコツをご紹介します。