テーブルウェア・フェスティバル2023 ステージイベント［ご報告］
去る2023年2月2日、テーブルウェア・フェスティバル2023アリーナステージで、株式会社ダイニングアンドスタイル代表 食空間プロデューサーの 山本侑貴子さんが登壇されたステージイベントに、ノリタケが協力させていただきました。
当日は「サスティナブルなテーブルコーディネートとは」をテーマに、山本さんが提唱する等身大の「サステナブルなテーブル」「サステナブルなおもてなし」を提案されました。
サステナブルなテーブルって？
山本さんが提案された「サステナブルなテーブル」には、リサイクル素材を使った食器や間伐材を使った国産のお箸などが取り入れられ、サステナブルなアイテム選びのコツや、気に入ったものを長く使い続けることが「サステナブル」につながるなどのお話をされました。
ノリタケからは「GRANDIR（グランディール）」「resta（リスタ）」の2シリーズをご紹介いただきました。
GRANDIR（グランディール）
グランディールは、シンプルで遊び心のあるフォルムと究極の白さや透光性などから、多くのシェフに愛されるプロフェッショナル向けシリーズ。
グランディールには、天然枯渇原料に代わる原料を用いて製造された、環境や製品供給の持続可能性に配慮したノリタケ独自の素材「プレミアムホワイト」が使われています。
薄手でスタイリッシュな印象ですが、他のファインポーセレン製品と同等の強度を保ち、デザインにこだわりながらも長くお使いいただける「サステナブル」なシリーズです。
≫グランディール
resta（リスタ）
リスタは、不要となった食器を粉砕したリサイクル原料を20%配合して作られています。
リサイクル食器を毎日お使いいただけるよう、50%まで配合可能なリサイクル原料を敢えて20%に抑え、電子レンジ・食洗機でのご使用にもおすすめできる耐久性を実現しました。
毎日の暮らしの中で手軽に取り入れられる「サステナブル」なシリーズです。
≫リスタ
立春大吉
今回のテーブルコーディネートは、立春を迎えるテーブル。
テーブルクロスに大胆にあしらわれた松の図柄は、山本先生がご自身で描かれたもの。
グランディールを中心としたコーディネートに、リスタと漆器、グラスなどで色とアクセントを添えて、最後に新しい暦での幸せへの願いを込めて、お品書きに見立てた「立春大吉」の札が添えられました。
講師紹介
山本侑貴子
株式会社ダイニングアンドスタイル代表
食空間プロデューサー
食器ブランドのイベントディスプレイやスタイリングを多数手がける。ホテルやレストラン、JALの国際線ラウンジのテーブルウエアの監修のほか、NHK朝の情報番組「あさイチ」の「KiraKiraキッチン」などのコーナースタイリングを担当。
日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート。2014年に、日本ソムリエ協会のソムリエ・ドヌール（名誉ソムリエ）に就任。2017年にはフランス・シャンパーニュ騎士団よりオフィシエを受章。
著書に「わたしのおもてなし」「おもてなし12ヶ月」（以上アスペクト）「おもてなし教科書」（ワニブックス）「はじめてのおもてなしレッスン」（講談社）「おもなしテーブルコーディネート 花と色の空間演出」がある。