レシピ
2021.04.30

ノリタケが提案するサンデーブランチ パンと一緒の、おいしい休日 vol.4 ドイツパン&ザワークラウトの煮込み


ノリタケが提案するサンデーブランチ パンと一緒の、おいしい休日 vol.4 ドイツパン&ザワークラウトの煮込み


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vol4
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What is Sunday Brunch ノリタケのサンデーブランチとは?

「休日のブランチを、ちょっと優雅に」をコンセプトに、
いつもの休日がとっておきの日になる、レシピを紹介します。

※サンデーブランチは心地よい暮らしを提案する
「ダイヤモンドデイズ」の活動のひとつです。


Sunday Brunch Menu
気持ちのよい夏の青い空と焼きたてのバゲット。旅先を思い出す素敵な時間。

暦のうえでは小雪。朝夕はめっきり冷え込み、少しずつ冬の訪れが感じられるようになりました。こんな季節の休日は、温かくした部屋でゆっくりと過ごしたくなるもの。お気に入りの音楽をかけながら、読書をしたり、お裁縫をしたり。ふだん慌ただしく過ごしているからこそ、何でもないこの時間が一番の贅沢です。キッチンでは、お鍋がコトコトと音を立てています。この季節にぴったりの煮込み料理で、ブランチにしましょう。

VOLUME 01

「煮込む」というと手間がかかりそうなイメージがありますが、先日友人から教わったこのレシピは、とっても簡単。これならば、ゆっくり過ごしたい休日のブランチでも手間なく作れるし、ふいにお客様がいらしても活躍してくれそうなレシピです。

ザワークラウトは、キャベツと塩で作る発酵保存食のこと。乳酸発酵の力で酢を使っていないのに酸っぱく仕上がり、ドイツやフランスなどヨーロッパ地方でよく食べられている料理です。通常は完成するまでに1週間ほどかかりますが、今日はワインビネガーの力を借りるので手軽に作れます。ベーコンやソーセージと一緒に煮込めば、それぞれのおいしさが引き立て合い、おいしい煮込み料理の完成。少し酸味のあるドイツパンと一緒に、はふはふしながら食べれば心も体もじんわりと温まります。


Recipe
材料

ザワークラウトの煮込み(4人分)

玉ねぎ 1/2個
キャベツ 1/2個
ベーコン 3枚
ジャガイモ 2個
豚スペアリブ肉または豚肩ロースなど好みの部位 250~300g
ソーセージ 4本
バター 15g
ローリエ 1枚
タイム 2枝
パセリ
粒マスタード
各適量

A

白ワインビネガー 50cc
白ワイン 100cc
100cc
ふたつまみ
黒こしょう 少々
ジュニパーベリー
キャラウェイシード
各適量


作り方
手順1

< 下ごしらえをする >
肉は常温に戻しておく。玉ねぎは薄切り、キャベツは太めの千切り、ベーコンは細切りにする。
ジャガイモは皮をむいて1/2等分にし、面取りする。豚肉は全面に塩(分量外)と、あればハーブをまぶす。ラップをして一晩おき余分な水分が出たらペーパーで拭き取る。

手順2

< ザワークラウトをつくる >
鍋にバターを熱し、玉ねぎ、ベーコンを炒める。玉ねぎが透き通ったらキャベツとAを入れ、蓋をして15分程煮込む。

手順3

< 肉を入れて煮込む >
2に豚肉、ジャガイモ、ローリエ、タイムを加え、ジャガイモが柔らかくなるまで煮込む。 途中、水分がなくならないように様子を見て、足りないようであれば水を足す。

手順4

< ソーセージを焼く >
3のジャガイモに火が通ったら、フライパンでソーセージを焼き鍋に加え、3~5分煮込む。パセリを散らし、粒マスタードを添える。



Shop Info
パン屋さんのご紹介
Backerei Blau Berg/ベッカライ ブラウベルグ
Backerei Blau Berg/ベッカライ ブラウベルグ
東京都港区白金。高級住宅街というイメージがある一方で、昔ながらの商店が軒を連ね、下町の風情が残る新旧が共存した町。その商店街の一角に店を構えるのが、『ベッカライ ブラウベルグ』だ。店主の青山泰生さんは、国内大手の『ユーハイム』や東京都世田谷区にあるドイツパンの名店『ベッカライ ブロートハイム』などを経て、2015年1月に独立。たっぷり具材が入った総菜パンや馴染み深いあんパンやクリームパンなどが並ぶ中で、イチオシはライ麦を使ったドイツパン。食事に合うパン作りが店のテーマだ。
確かな技術で食べやすく
ドイツパンの魅力を発信
小学生の頃から、パン職人になりたいと思っていたと話す青山さん。製菓学校を卒業後、いくつかのベーカリー勤務を経てたどり着いたのが『ベッカライ ブロートハイム』だ。そこで、ドイツパンに出会う。日本人にはあまり馴染みがないドイツパンだが、ライ麦を使ったパン特有の甘みやコク、爽やかな酸味に魅了される。 「ドイツパンの魅力は、食物繊維が豊富で他のパンにはない味わい深さだと思います。酸味が強く食べにくいイメージがありますが、粉の配合や発酵時間などを調整してマイルドな味わいになるよう工夫しています。なるべく多くのお客様にドイツパンの魅力を知ってもらいたいですから」と、力強い。ひと口いただくと、程よい酸味としっかりとした味わいが口の中に広がる。そのまま食べるのもいいけれど、肉やチーズなど料理と合わせて食べると、そのおいしさにさらに気がつく。オープンして1年半が過ぎ、いまや白金の町になくてはならない存在になった。
店主 青山 泰生さん 店主 青山 泰生さん


店名 ベッカライ ブラウベルグ
電話 03-6277-0003
住所 東京都港区白金3-9-6
営業時間 9:30~19:00
定休日 日曜日、第1、3月曜日
駐車場

※店舗の情報は取材当時のものとなります。営業時間・定休日等、変更となる可能性があります。




Issue
おいしい休日、連載中!
VOL.04

パンと一緒の、おいしい休日 vol.4 ドイツパン&ザワークラウトの煮こみ

第4回目はドイツパンに合うレシピと、
ドイツパンのおいしいパン屋さんをご紹介します

VOL.03

パンと一緒の、おいしい休日 vol.3 カンパーニュ&自家製パテ

第3回目はカンパーニュに合うレシピと、
カンパーニュのおいしいパン屋さんをご紹介します

VOL.02

パンと一緒の、おいしい休日 vol.2 カンパーニュ&サティルンボッカ

第2回目はカンパーニュに合うレシピと、
カンパーニュのおいしいパン屋さんをご紹介します

VOL.01

パンと一緒の、おいしい休日 vol.1 バゲット&サラダニソワーズ

第1回目はバゲットに合うレシピと、
バゲットのおいしいパン屋さんをご紹介します



DIAMOND DAYS
毎日に美しいアクセントを。
毎日に美しいアクセントを。

ナチュラルな風合いだったり、色合いの柔らかさだったり、
シンプルで上質なものと暮らす心地よさ。

感性を大切にする人は、日々を楽しむことが上手です。
身の回りのもののチョイスやコンビネーションに
自分らしいセンスを活かすとなにげない時間が、華やかに。

日々の生活に寄り添う、シンプルでナチュラルな食器たち。
組み合わせても揃えて使っても、あなたのセンスがきらめく。

それは”ダイヤモンドデイズ”のはじまりです。