レシピ
2021.04.30

ノリタケが提案するサンデーブランチ パンと一緒の、おいしい休日 vol.2 カンパーニュ&サルティンボッカ


ノリタケが提案するサンデーブランチ パンと一緒の、おいしい休日 vol.2 カンパーニュ&サルティンボッカ


What is Sunday Brunch ノリタケのサンデーブランチとは?

「休日のブランチを、ちょっと優雅に」をコンセプトに、
いつもの休日がとっておきの日になる、レシピを紹介します。

※サンデーブランチは心地よい暮らしを提案する
「ダイヤモンドデイズ」の活動のひとつです。


Sunday Brunch Menu
朝寝坊が嬉しくなるおいしい料理とパンがある心地よい秋の休日。

昼間の強い陽射しも和らいで、夜は虫の声を耳にするようになりました。秋の気配が少しずつ広がってきていると感じます。夏の盛りの寝苦しさから解放されたせいか、ベッドから起き出すのもゆっくり。特に休日の午前中はゆっくり起きて、ちょっとリッチにブランチを楽しむのがこの季節の気分です。先日、友人が教えてくれた素敵なパン屋さん。ずらりと並ぶ天然酵母のパンのなかでも、カンパーニュが絶品! さあ、おいしいカンパーニュが手に入ったら、ゆっくり起きた日のブランチはサルティンボッカで決まりです。

VOLUME 02

サルティンボッカはイタリア語で“Salt in=飛び込む、Bocca=口”という呼び名が示す通り、あっという間に口に入るくらい簡単に作れる料理。材料を揃えれば15分足らずでできあがり。遅く起きた休日のブランチにぴったりな手軽さです。

肉、生ハム、セージといった基本の3種類に、チーズをプラス。付け合わせにはトレビスとイチジクのサラダを合わせます。豚ヒレ肉の旨みとトレビスの苦み、そしてイチジクのフレッシュな甘さが食欲をそそります。器に盛りつけたら、お気に入りのロゼワインと一緒にテーブルへ。ひと工夫した軽い料理と、彩りに合わせた食器のチョイスで休日の遅い朝食が見た目も華やかなブランチに早変わり。移り変わる季節のことや午後の予定などをゆっくり話しながら、豊かな時間を味わうことにしましょう。


Recipe
材料

サルティンボッカ(2人分)

豚ヒレ肉 300g
モッツァレラチーズ 60g
セージ 適量
生ハム 適量
ケッパー 適量
レモン 適宜

塩、こしょう 各適量
バター 20g
白ワイン 大さじ2
小麦粉 適量
オリーブオイル 大さじ2


作り方
手順1

< 豚肉をのばす >
豚肉は2.5cm厚さに切り、まな板にのせラップをかぶせて麺棒などでたたいて薄く伸ばす。片面にごく軽く塩、こしょうを振る。

手順2

< 具材をのせる >
塩、こしょうを振った反対の面にセージの葉をのせ、上から覆うように生ハムをのせる。両面に小麦粉を薄くまぶし、手で軽く押さえる。

手順3

< 焼く >
フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、生ハムを下にして30秒ほど焼き、焼き色が付いたら裏返す。白ワインを入れてアルコールを飛ばし、バターを入れてさっとからめる(肉が薄いので火を通しすぎないようにする)。火を消してモッツァレラチーズをのせて蓋をし、30秒ほどおく。

手順4

< 盛り付ける >
チーズがとろけたら皿に盛り付け、ケッパーを散らす。好みでレモンを絞る。

サラダの作り方

バルサミコ酢大さじ2、エキストラヴァージンオリーブオイル大さじ2、ハチミツ小さじ1、塩、こしょう各少々をよく混ぜ合わせる。トレビス、イチジク、ブルーベリーを食べやすく切り、ドレッシングをかける。

マッシュポテトの作り方

ジャガイモ(男爵)2個はゆでて熱いうちにつぶして裏ごしをする。温めた牛乳40〜50ccを少しずつ加えてよく混ぜ合わせる。塩、こしょう、ナツメグ各少々で味を調える。





Shop Info
パン屋さんのご紹介
天然酵母パン 芒種 / てんねんこうぼぱん
天然酵母パン 芒種 / てんねんこうぼぱん ぼうしゅ
愛知県犬山市に店舗を置いていた当時から、遠方から訪れるファンも多かった『天然酵母パン 芒種』。2016年5月、昭和レトロな雰囲気が残る名古屋市西区の円頓寺(えんどうじ)商店街の外れに移転オープン。カンパーニュなどハード系のパンを中心に、「子どもからお年寄りまでいろいろな人に食べてほしい」という願いを込めて、食パンやあんぱんなど馴染みのあるパンも棚に並ぶ。そのパンすべてに国産小麦と自家製の天然酵母を使い、卵、乳製品を使用せずに作るため、どんな人でも安心して食べることができるのが芒種のパンの魅力だ。
素材の作り手たちの思いを胸に酵母と
向き合いパンを焼く
店主の杉江秀敏さんは、愛知県名古屋市にある『マイスターかきぬまズ・バックシュトゥーベ』を経て独立。修業時代に天然酵母に出会い、その魅力にはまったそう。イーストと違い管理が難しい天然酵母だが、「天然酵母のパンは素材と対話しながら作る楽しみがある」と杉江さん。その言葉どおり、気候や温度に合わせて発酵時間を変えるなど、酵母の声に耳を傾けながらパンに向き合う杉江さんは、とても楽しそう。焼き上がったパンを愛おしそうに見つめる優しいまなざしが、印象的だ。 店の代名詞ともいえるカンパーニュは、三重県産の全粒粉とオーガニックのライ麦粉、長崎の平戸で昔ながらの製法で作る塩を使って作られる。小麦粉と塩は杉江さん自身が造り手のところまで足を運び、十分に納得してから選んだもの。「作り手さんの思いや、できあがるまでの苦労を考えると絶対に手が抜けないです」と、力強い。そうして焼き上がったパンは、驚くほど味わい深い。噛みしめるごとに嬉しくなる、そんなパンを作り出している。
店主 杉江 秀敏さん 店主 杉江 秀敏さん


店名 天然酵母パン 芒種
電話 052-551-8170
住所 名古屋市西区那古野1-2-16
営業時間 10:00~18:00(売り切れ次第終了)
定休日 火曜日、第2水曜日、第4水曜日
駐車場 なし
Facebook https://goo.gl/LstbbV

※店舗の情報は取材当時のものとなります。営業時間・定休日等、変更となる可能性があります。




Tableware
盛り付けで使用した食器はこちら

かたぞめ 25.5cmボウル
マットな風合いで素朴な陶器とも相性が良いシリーズ。ほどよい深さのボウルは、サラダボウルに、盛り鉢にと、ひとつあると重宝するアイテムです。
※在庫限りで終了となります。

3,850円 (税込) この商品の詳細はこちら
エモーションシリーズ アイテム一覧
丸みを帯びたフォルムが程よくカジュアル。毎日のテーブルに使いやすいプレーンなデザインのカトラリーです。この商品の詳細はこちら


Issue
おいしい休日、連載中!
VOL.04

パンと一緒の、おいしい休日 vol.4 ドイツパン&ザワークラウトの煮こみ

第4回目はドイツパンに合うレシピと、
ドイツパンのおいしいパン屋さんをご紹介します


VOL.03

パンと一緒の、おいしい休日 vol.3 カンパーニュ&自家製パテ

第3回目はカンパーニュに合うレシピと、
カンパーニュのおいしいパン屋さんをご紹介します


VOL.02

パンと一緒の、おいしい休日 vol.2 カンパーニュ&サティルンボッカ

第2回目はカンパーニュに合うレシピと、
カンパーニュのおいしいパン屋さんをご紹介します

VOL.01

パンと一緒の、おいしい休日 vol.1 バゲット&サラダニソワーズ

第1回目はバゲットに合うレシピと、
バゲットのおいしいパン屋さんをご紹介します



DIAMOND DAYS
毎日に美しいアクセントを。
毎日に美しいアクセントを。

ナチュラルな風合いだったり、色合いの柔らかさだったり、
シンプルで上質なものと暮らす心地よさ。

感性を大切にする人は、日々を楽しむことが上手です。
身の回りのもののチョイスやコンビネーションに
自分らしいセンスを活かすとなにげない時間が、華やかに。

日々の生活に寄り添う、シンプルでナチュラルな食器たち。
組み合わせても揃えて使っても、あなたのセンスがきらめく。

それは”ダイヤモンドデイズ”のはじまりです。