京都画壇の中心的役割を担い、写生的な画風の花鳥図を得意とした画家・幸野楳嶺。
その著書である「楳嶺百鳥畫譜」は、大倉孫兵衛が陶磁器業を始める前に家業としていた大倉書店より出版されました。
100年の歴史を振り返るにあたり、ここに創業者の芸術に対する視点、“美意識の原点”を見いだし、書中の絵をモチーフに食器やランプスタンドなどを制作いたしました。
日本に生息する鳥や草花の生命力あふれる姿をいきいきと描いた逸品です。
幸野楳嶺筆「百鳥画譜」より、鳥と植物の美しい構図をカップ&ソーサーに配置し、彩色しました。
熟練の描絵師による手描きの技に、カップの高台とソーサーの縁には金盛を施し、豪華に仕上げました。
絵柄:1.キビタキと美男葛/2.ブンチョウと木槿/3.ヤマガラと白梅/4.ルリビタキと水仙/5.キクイタダキと青木/6.ジョウビタキと吊花
※こちらの商品は、2018~2020年までに開催された全国ご招待催事での展示品となります。
※展示品のため、一部商品に微小な擦れ等が見受けられる場合がございます。