世界的なデザイナーとのコラボレーションにより新しいシグネチャーコレクションとして始動した「Noritake Design Collection」。
「IMPERIAL PEACOCK」は、フランク・ロイド・ライトの象徴的な孔雀のアートワークから独自のパターンを分解してデザインされたもので、帝国ホテルのために手彫りされた作品へのオマージュです。鮮やかな羽毛を持つクジャクは、古くから日本の美意識において自然の優雅さの象徴として描かれてきました。クジャクの優雅さは、絨毯や家具から精巧なタペストリーまで、多くのディテールに織り込まれています。フランク・ロイド・ライトはかつてクジャクを、純粋な「美への愛」のために地球にもたらされた「精神的な存在」と表現しました。その優美さとしなやかさ、そして飼いならされてもなお色褪せない美しさに、彼は魅了されました。この美の精神は、ライトが1915年に東京に建設した帝国ホテルの設計において、指針となるインスピレーションとなりました。
Designer
フランク・ロイド・ライト(1867-1959)の作品は、近代建築の発展において極めて重要な役割を果たしたとして世界的に認められています。自然と人間との関係を深く理解したライトの思想とデザインは、自然界の有機的なフォルムにインスピレーションを得ています。
彼はかつて「地球上で最もロマンチックで芸術的、そして自然にインスピレーションを受けた国」と評した日本に、多くの賞賛すべき点を見出し、精神的な交わりを含め、様々なレベルで日本と交流しました。1905年の初来日にはじまり、1917年から1922年にかけて、東京の帝国ホテル(1968年に解体)の建築家としてほぼ3年間日本に滞在し、統一感のあるデザインを生み出しました。当時、ライト設計の帝国ホテルで使用されていた食器は、フランク・ロイド・ライト自身によってデザインされ、ノリタケの前身である日本陶器合名会社によって製造されました。「生活をより美しく、世界をより住みよい場所にし、人生にリズムと意義と価値を与える」という彼のビジョンは、フランク・ロイド・ライト財団を通じて受け継がれ、世界遺産リストにも登録されています。