縁起物を小道具に、黒猫親子の心温まるやりとりを表現した「黒猫親子-縁起物語-」。
黒い猫は「夜でも目が見える」などの理由から、日本では古来より『福猫』とされており、厄難を払い、家内安全を祈る、魔除けの象徴とも言われています。
身近に置いて毎日使っていただきたい癒し系デザインをお楽しみください。
【大倉陶園の白磁】
大倉陶園では、完璧な白磁の美しさを求めて、最高級カオリンを贅沢に使用。
世界でも類を見ない1460度の高温で焼成することにより「大倉ホワイト」と呼ばれる独特の白さを持つ白磁器を生み出しています。
【ノリタケと大倉陶園】
今からおよそ100年前、日本における本格的な洋食器製造の先駆者は、1904年に創業した日本陶器合名会社(現ノリタケカンパニーリミテド)でした。
その日本陶器の創設にあたって、森村市左衛門翁と共に創業の苦悩を分かち合ったのが、大倉陶園の創業者である大倉孫兵衛、和親(日本陶器初代代表社員)父子です。
日本陶器は輸出で躍進を続けていましたが、英国、独逸、伊太利のように洋食器を製造するメーカーは日本になく、外国の賓客を迎える際に使用される食器を輸入品に頼っている状況を嘆いた父子は、1919年、私財を投じて「世界最高級の磁器を創る目的」で大倉陶園を創業しました。
以来、現在に至るまで、大倉陶園は「良きが上にも良きものを」の志を理念として数々の名品を作り続けてきました。
その作品は日本の文化と伝統に裏付けられた高級美術食器として、皇室をはじめ日本国迎賓館や一流ホテルなど各方面でご愛顧いただいています。