古来より日本に伝わる伝統小紋をモダンに再現したタンブラーです。和の文様でありながらモダンかつ上品な柄ゆきは、現代のライフスタイルに溶け込み、また縁起の良い意味合いのある文様がデザインされているので御祝品としても喜ばれます。
ノリタケ特製の桐の化粧箱に入っております。
雁(がん)は、シベリアなどの寒地から日本に渡ってきて越冬し、春にまた北方へ帰っていきます。多くの画人達が人の心を打つ題材として昔から好んで描いてきたのは、協力し支え合うことで長い距離をわたっていく姿を、日本人の「助け合い」や「おもいやり」の心と重ねてきたかもしれません。
悪天候にも、長い距離にも負けず、仲間同士で協力し合いながら力強く海を渡る様子と、新しい旅立ちを思わせる清々しさ。さらに、雁は哀れ深いものとして和歌などにも多く読まれ春の別れを表す季語として「雁の別れ」「名残の雁」などが詠まれてきたことからも、惜別の思いを込めた壮行・送別の品にも最適です。